1文字でいいんですか?

水曜日はゆっくりできる。ゆるむための日になっている。
課題をやらなきゃ!と言ったことはとりあえず忘れて、
ぼーっとして、気付いたらうたた寝してるっていう流れ。


久しぶりに父から電話がかかってきて、すこししゃべった。
いつも最初は英語で話しかけてくるので、はいはいいつものパターンね、
と軽く受け流す。英語で言い返せるようになれば面白いのに。


だいたいいつも、運動もしてるのか?という質問が来る。
この前バスケをやったと話したら、すこし昔話を聞いた。
どうしてもシュートが入らないときに、体育の先生に助言されたそうだ。


ジャンプしてシュートするとき、前に押すような力はかけなくてよい。
ジャンプの方向が斜め前であれば、前に進む力は自然に加わるので、
ボールを真上に上げるようにすれば十分だと。
実際、その通りにしてみたら、入るようになったって。


むだにゴールを狙って力を入れると、たいてい上手く行かない。
そっか、軽く手をはなすぐらいの方が入ったりしたけれど、
なるほどそういうことだったのか、と納得。
でも、次にバスケをやるのは、半年後か、一年後か、もっと先。。。


昨日申し込んだら、さっそく図書館から、本が届いたの通知。
連絡手段にメアドを書いたら、@の前は1文字でいいんですか?
とやけに念を押された。4か所も書いてるんですけれどね?
えっ、何か問題でもあるの?と心配になったりはしなかったけれど、
やっぱりめずらしいんだろうか。確かに、あんまり見ない。


短い方がいい、まだ使われてないから、などとそそのかされて、
歓迎会の後でアルコールも入っていて、まあいいかと考えもせず、
よく分からないノリで作ってしまったメアドなのだけれど、
何かに書くときなど楽だし、そんな悪くないかな〜なんて。
そのうち、スパムとか来るようになったらイヤだけど(爆


本は1週間取り置きしてくれるそうなので、来週取りに行こう(遅っ
まあ、その辺は、お言葉に甘えちゃうっていうコトで。
借りるだけ借りといて、ほとんど読まないんだろうな。
手元にあるっていうだけで、妙に安心してしまうタチだから。


さあ、課題で子供をたくさん作らねばなりませぬ。
(くれぐれも、勘違いしないように!笑)
GAっていう課題なんだよ。ガって発音しないでね(爆)。

隣の席のしんいち君は、せっせと子供を作ってて、エライなぁと思いました。


5分くらいかと思ったけど、実は15分くらいかかったよ、と教えてくれます。


意外と時間長いんだなあ、というのが正直な感想です。
性能にもよるだろうけれど、相手はかなり手ごわい様子!


しかし、彼は他の課題もやりつつ片手間に走らせています。
マルチタスクなんてすごいやっ、と感心してしまいました。
でも口では、オレは一つのことしか同時にできないんだよ、だって。


僕はすぐに飽きてしまって、のんびり本でも読んでいました。
前の席のマリーさんにもやり方を教えてあげたら、
動いた〜スゴイねっと喜んでいるようでした。


柔和なお顔でオニのような課題を出してくださる、
ホトケのこばしげさんからの、とってもありがたーい課題なんです。
(あまり変なことを書くと、鯨さんに怒られそう。)
でも、プログラムが走るのって、なんだかうれしくなる。


あまり引っ張っても仕方ないので、何をやっているのかも
すこしは書きましょう。しんいち君の名誉のためにも(笑)
実数値GAというのをやっています。以上です。おしまい。


えっ、それだけじゃなんのことか分からないって?
気になった人はググりましょう〜☆いや、気にしなくていいです。
こんなマニアっくな世界、知らないほうがいいと思います。
できれば知りたくなかったと思わないでもないくらいです。
一言で言えば、進化の概念を最適化のアルゴリズムに組み込んだ、
という感じでしょうか。違ったらごめんなさい。


ちなみに、今やってる例では、親200個体から子を200個体、
それを5000世代〜50000世代繰り返しています。
もう意味が分かりません。どんだけ子供作ってんねんって感じ。
やけくそに近い。それだけ繰り返しても、
あんまり収束してくれなかったりすると、泣きそうになる。
そういうのは、よっぽどタチの悪い、極悪な関数なのでしょう。
極道の関数達、という言葉が思い浮かびましたが、
寒いので記憶から即刻抹殺しましょう(ぶるぶるっ


ところで、今朝の朝一の授業では、やや度肝をぬかれました。
今日から先生が交代して、新しい先生でした。それで、
「他の先生方がどのように授業をされていたのか分からないのですが、
途中に休憩時間はありましたか?」
という質問を、前の方に座っていた学生にしていました。


すると、最初は顔を見合わせたり、答え方を悩んでいたようでしたが、
先生が「正直に答えてくださいね」と催促した途端に、
「休み時間はありました」
と大きなはっきり通る声で、前の方の学生が答えました。


(うそつけー、今までの先生たちはみーんな、
ぶっ続けで145分授業やってたやんけ〜)


「そうですか、では間に10分休憩しましょう」
と先生は素直にその言葉を信じている様子でした。
なんだか、その先生がちょっぴり気の毒になりました。


しかし、前の方にいた学生の気持ちも推察してみました。
きっとあの瞬間、教室にいる学生たちの代表として、
その責任をしょいこむことになったあわれな学生は、
どのように答えるべきか逡巡したに違いありません。
それは、つかの間の沈黙によく表れていました。


ここでバカ正直に本当のことを答えて休み時間がなくなったら、
教室全員の学生から反感を買うのではないか。ここは、
学生たちの意を汲んで、あえてうそをつくのが妥当な選択か。
別に悪意を持ったうそではありません。
先生のこと嫌いだからうそつくのでもありません。


たぶん、もしかすると、もしかしなくても、
そんな思いつめることもなく、平気で小さなうそをついたのかも。
ただし、それを聞いて、教室全体がほっと安堵の雰囲気になったを、
僕は見逃しはしませんでした。みんなうそを望んでいたんだね。


でも、僕はそこであえてうそをつかない誠実なバカ正直者も
見てみたかったと思いました。そしたら拍手をしたでしょう。
たとえ自分以外全員を敵に回すことになろうとも、
場が読めない人、とそしられることになろうとも。
でも、もしそれが僕だったなら、いったいどっちだったろう?
勇気ある(あるいは蛮勇な)正直か、親切なうそか。