2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

大事なことを忘れたり、思い出すことも変革である

パラダイムシフトというのは、人間の側が変化することだ。 それなら、人間なんて毎日変わっているじゃないか。

雨上がりの星降る夜

深夜、雨が上がったようだったので、 星は見えないだろうかと思って庭に出た。 明け方に向けてしし座流星群が極大になる。 ほんの400年前の彗星の通り道を地球が辿り、 そのかけらが流星となって降りそそぐ。 獅子の大鎌とか、せめて一等星のレグルスや 近く…

ジョナゴールド、ふじ、王林、北斗、ふじ

保坂さんが久方ぶりに新しい小説を雑誌『群像』に 連載し始めた、と知ったときにはすでにその号は いろんな本屋さんを探したけれどもう置いてなくて、 すこし落胆しかけた後に、バックナンバーを所蔵する 図書館に行けば読めるじゃないかと思い当たった。 エ…

魂のともしび、重力と真空、上昇、そして恩寵の二乗としての下降運動

詩が紹介されているのを見た。それがこの詩。 暗い心 ものを考へると くらいこころに 夢のようなものがとぼり 花のようなものがとぼり かんがへのすえは輝いてしまふ 八木重吉 最後のフレーズでふるえる。 気になったので探してみた。 目に留まったそのうち…

探索と時間、自分の背中を押す自分とあるDanishの言葉

探すときにかかる最大のコストは時間であるが、 時間だけは自分の手持ちをいくら注ぎ込んでも それが自分の生きた時間としてかならず残る。 それでも生きなかった時間が気になるなら、 取り返しのつかない時間を生きるのではなく、 これからの時間をもっと生…