駆けているきみを見るといつも

openlimit2006-07-22

怒涛のような1週間でした。
まいにち朝7時に起きて、お出かけ。てくてく。
こんな健康的な生活が、いまだかつてどこにあったろう?


なあんちゃって、学会というものに潜入してきました。
最初の頃はずいぶんがんばって、気合を入れて聞いてましたが、
朝から晩まで、これでもか!というくらい密度が濃いのだ。


それで、2日目ともなると、だんだん疲れも出てきたのか、
部屋が暗くなると、かなりがんばって耐えてはみたものの、
すぐにまぶたが重くなってきて…、そして、敗北の連続。


そうそう、一度、とても不思議な感覚に遭遇しました。
なんだかしらないけれど、とてもとても違和感を感じる。
この、何かが非常で、おかしい!のに、それが何かわからない!
もどかしさをしばらく味わった後に、はたと気付きました。


日本での学会なのに、基本は英語というルールを作ったらしく、
はじまってからずっと英語ばかり聞かされていました。
それで、英語の耳になっていた、のならいいのですが、
実際は、英語だから話半分聞き取れなくても仕方ないか、
くらいの諦観にちかいものが忍び寄ってきてました。


が、その人の話は、専門用語が分からないのをのぞけば、
100%聞き取れるし、それが気持ち悪かったのでした。
なんでこんなにわかる!と思ったら、なんだ日本語じゃん。


なあんだ。逆に、英語という言葉の壁を痛感しました。
今まで英語をさぼってきたツケがそろそろ顕在化し始めたのかな。
でも、英語ばっかり聞いてれば、それがふつうになるんだな、
という実感もあり、なるほどと思いました。


ずっと雨で、会場の横の庭園をすこしだけ散歩した以外には、
四条付近で一度食事したのと、加茂川沿いを「通学(会)」したくらいで、
ぜんぜん京都らしいところにはどこにも行けませんでした。
それが目的ではなかったので、そんなもんでしょうけれど。


左の写真は、今回1枚だけ買ってみた「スルッとKANSAI都カード」。
祇園祭の月鉾の写真をあしらった限定版みたい〜。
使い終わっても記念になるから、ちょっとお得な感じ?
来年は本物を見に行けたらいいのにな☆


右の写真は、道端で見るといつも、あぁ、帰って来たんだな、
という思いが込み上げて来る、ちょっと懐かしい看板。
ぼくが小さい頃からずっとあるので、ぼくより年上なんだろうけれど、
いつまでもずっと年を取らない少年であり続ける君。