青春18きっぷの旅 [北の台地まるごと北海道編]

openlimit2006-08-29

ワークショップがあったので北海道に行って来た。
往きはAIR DOスペシャルで9800円で飛んで行ったけど、
帰りは飛行機押さえておかなかったんだ〜。


というのは、やや正確な表現ではなくって、実際は、
帰りはSKYMARKの12000円というのを予約してたけど、
HPがすごい分かりにくくて、使いづらかったので、
苛立って、ややぶち切れて、もうこんなん使わねー。
というどうでもいい理由で飛行機はやめちゃった。


ちなみに、往路は6:40発とかいうとんでもない時間の飛行機で、
最寄駅の電車の始発がなかったから、隣駅まで歩いたよ。
てゆーか、朝4時過ぎに家出て、しかも荷物担いで歩くって、
どーよっていう感じで、しかも、途中のとある駅の乗換えで
迷子になって、人に道を聞く羽目になるし、汗だらだら。
それでも、なんとか間に合って乗れてよかったけど。


飛行機乗れて、りんごジュースを一杯もらったら、
デフォルトの背もたれ90度のままで、爆睡しちゃってた。
前の日は、こりゃあ寝たら最後だな、絶対起きられない、
と思ったから、徹夜して朝4時まで耐えていただけのことはある。
目が覚めたら北海道じゃん。てゆーか近すぎっ、もっと寝させろコラ。


しっかーし、この程度のことは序章にすらなっていなかった…。


はいはい、くだらない前置きはさておき。本編へ。
予定では昼過ぎに札幌を出て函館に向かう予定だったけど、
ちょっと早起きしたので、せっかくなので、早めに行って、
どこかで観光しようと、いざ出陣。


早起きして、地下鉄南北線さっぽろ駅へ。

  • 札幌 7:52発 エアポート76号 [新千歳空港行き]
  • 千歳 8:21着
  • 千歳 8:48発 千歳線(普通) [苫小牧行き]
  • 沼ノ端 室蘭本線(普通) [苫小牧行き]
  • 苫小牧 9:13着
  • 苫小牧 9:30発 室蘭本線(普通) [糸井行き]
  • 糸井 9:36着

あまりにさびしい駅なので、一度戻る。

  • 糸井 9:52発 室蘭本線(普通) [苫小牧行き]
  • 苫小牧 9:59着

バスにて洞爺湖温泉へ 洞爺湖観光&足湯!

摩周丸を見に行く。函館の夜景を見上げる!

函館フェリーターミナルへ。とぼとぼ歩く!


おかしい。何かが絶対おかしい。
早めに出て、函館で観光しようと思ったのに、
予定が全然狂っちまった。


まずは、苫小牧でおかしなことに。
西に向かいたくて、とりあえず来た電車に乗ると、
2駅しか進めなかった〜どうなってるねん。
苫小牧←青葉→糸井という3駅間で折り返し運転だって。
ふざけんなよ、もっと先まで進めよ。ありえねー。


だって、この辺、駅とか電車内に路線図が書いてないんだもん。
だから仕方なく来た電車に乗ったっていうだけなのに。


糸井駅って、本当に何もなくてさびしくって、
おじいちゃんが一人で駅員やってるだけのさびれた駅で、
あまりにも寂しいので、すぐに苫小牧まで戻ったよ。
気を取り直して、東室蘭行きに間に合ってよかった。
あ、こんな所にあったのか、登別って。温泉が有名だよね。


今度は、ちゃんと東室蘭駅で一度改札出て、路線図確かめた。
だいぶ進んだ先に豊浦っていうのがあったから、乗ったよ。
この辺りから、ずっと海沿いの気持ちいい路線になる。
海のはるか向こう岸に、渡島半島が見えてるんだ。
あー、これからあそこまでぐるっと行くんだ、待ってろ。


そして、豊浦とうちゃーく。次の電車は何時かな?
なーにぃーーーー?次の長万部行きは二時間半後までない!
ふざけんなー、何のために早起きして出てきたんだよ。
と、怒ったりはせずに、冷静にチェックの段階。
あ、Plan → Do → Check → ActionっていうPDCAサイクルね。
やってみてダメなら、変更するっていうのが鉄則。


実は行こうかどうしようか迷っていた洞爺湖に、
1駅戻れば洞爺駅からバスで行けるようなので、戻る。
しかし、迷っているうちにバスを1本ロスしちゃって、
30分くらい駅で足止め。でも待合所に座ってたら、
売店のおっちゃんが、有珠山噴火のビデオを流してくれて、
お勉強になった。そっか、洞爺湖って有珠山の麓なのか。
バスから火口がちょっぴり見えたよ。


そして洞爺湖。いやー広いね。風が気持ちいい。
湖畔に彫刻がたくさん並んでるらしい。その一部を見る。
芝生の上に寝転がったり、考える人のポーズをする。


洞爺湖温泉という温泉街で日帰り入浴でもしようか、
と思っていたら、畔に無料の足湯を発見!やった〜☆
さっそく浸かって、洞爺湖やはるばる望む羊蹄山を満喫しつつ、
時間に余裕があるので、30分くらいぼーっとする贅沢。


湖に別れを惜しみつつ、駅に戻る。
明日からは火祭りらしい。一日前だったか残念、
でも人もまばら静かでよかったかな。


長万部から先、日も落ちて森の中、
まさに、
千と千尋の沼の底駅に向かうシーンを彷彿とさせる。
おお確かに、大沼という沼があるらしい。
自分の隣にカオナシが座ってるところを想像したり。


函館駅はデカイね。線路何本あるんだって感じ。
とりあえず、函館の市街を見に行こうと海の方向へ。
山の上からの眺めが有名だけど、港から見上げる夜景も
結構きれいで涙が出そう。埠頭の先っちょでしんみり。


そういえば、と思ってフェリーを予約してなかったので、
電話したら今日の営業は終了しました、だって、がーん。
予約は18時までだったらしい。長万部あたりだったか。
気落ちしても仕方ないので、とりあえず、フェリー乗り場に行ってみる。


東日本フェリーの函館ターミナルへ。
てか、ここ、歩いて来る所じゃないだろ、ふつー。
車か、せめて単車なんじゃないか。徒歩はないな。
受付は乗船1時間前〜という表示を見て期待を膨らませ。
英語でしゃべらナイト黒船リミックスでも見つつ、
時間が来て受付行ったら、ふつーに乗れるみたい。
受付番号No.2だった。学割が利くのも嬉しい。


ああ、これで明日の朝には青森にいるはず。
ありがとう北海道。君は広いね。でも楽しかったよ。


翌日、森を駈け抜ける東北編に続く…。