食い逃げゴメン

今日は専攻の同窓会だったようだ(たぶん)。
でもフルタイムのバイトが入っていたので、
懇親会だけ、しかも大幅に遅刻して参加。


メニューの目玉だったらしいお寿司は、
すべてのテーブルを渡り歩いて探したけど、
カッパ巻きとお新香巻きしか残っておらず。


巻物の中身はすべて、見事に緑色か黄色だ!


かろうじて1巻きだけあったのは鉄火のみ。
それと、結構好きな玉子も1巻ゲット。
いいのいいの。
別にお寿司が好きなわけじゃないし、
と心の中でつぶやいて、深くため息。


その後、ポテトサラダと、ハム1枚、
春巻きを1つ、この辺はいたってふつう。
見た目にも微妙そうなスパゲッティは、
やっぱりビミョウだったのでちょっぴり。
ロールキャベツは冷たくてノーグッド。


誰も手をつけてないハンバーグがあったので、
食べてみたらこれは案外、いけた。
裏を見てみたら、真っ黒コゲだったことは
気付かなかったフリをしよう。


そんなものでも美味しいと感じたのは、
たぶん文脈依存のところがかなり大きい。
お昼時間を除いても、朝から7時間半も
こき使われて働かされていたわけだし、
しかもお昼をろくに食べていなかった。


へとへとだったし、もうどうでもよかったのに、
前もって高い会費を取られたことが思い出され。
くっそーくやしいぞ、何としても元を取るべし。
よく分からないモチベーションだけで動く。


そもそも、周りはみんなスーツを着込んで、
OBの人の会社説明会とかに参加してたのに、
ぼくだけラフな格好で、ばくばく食べるだけ。
みんなまじめだなー、就活してるんだよな、
と横目に、スーツの人たちのすき間をぬって
お皿を目掛けてテーブルを移動して行く。


結果、何でもいいからお腹をふくらませる、
という当初の目的だけはいちおう達成できた。
終わってから、隣の研究室の人に、
黙々と食べてたよね〜、と指摘されて、
周りからの見た目にも、ぼくの目的指向が
きちんと伝わっていたようで、笑えた。


なんちゃって記念撮影に紛れ込んで、
ちょこっとだけお片づけも手伝って、
ちゃっかりお土産もこっそりもらい。
それなりに満足できたからいいかな。