ニーチェ、ことはじめ

openlimit2007-07-09

ニーチェの入門書を読みはじめた。
竹田青嗣という人の本をなんとなく
買ってみたのだけれど、どにかく文体が硬い。
斉藤環のなあなあ文体の後だからかもしれないけど、
とにかくもうちょっとソフトに書いてくれよ。
わかった気がしない、というのが確かな感触。


それに、ニーチェのことがぜんぜん出てこない。
ショーペンハウアーとかワグナーのことばかり。
系譜をたどるのはたしかに必要なことだ。
ニーチェが初期に傾倒した二人のことを
学ぶのはムダではないのだけれど。


アポロン的とデュオニソス的という対立項が
あることを知った。いちいち解説はしない。
今日は、デュオニソス的だったと思う。
いや、単に、バッカスって酒精の神様だしね。
帰りの電車で、ホームを歩いてて思いっきり
壁に激突してしまって、一瞬で目が覚めた。


ついつい、コアラとカンガルーをまちがえて
怒られちゃった、めんなさい。お帰りなさい。