小枝 祁門紅茶
というのを食べた。
紅茶×チョコという取り合わせは
大いにありなんだ!ということを知った。
たまたま同時に食べるというようなことは
きっと今までも何度かあったに違いないけど
あまり意識したことがなかった組み合わせ。
祁門紅茶(キーマンティー):
中国安徽(アンキ)省祁門(キーマン)県付近で
生産される紅茶で蘭のような香り高い祁門香で有名。
インドのウバ、セイロンのダージリンと並び
世界三大紅茶としてその名を知られる。
小袋に入った2本だけでも満足するほど
食べた瞬間広がる香りに圧倒される。
それにプラスして、小枝のさくさく感、
舌の上でとろけるチョコレートの甘み。
でも全然チョコに負けない強い香り。
五感すべてに訴える。ポイント高し。
ところで、調べていてひとつ気になったのは、
森永のプレスリリースの商品発表によると、
ターゲット:OL・主婦
となっている。
な〜にぃー。男性はターゲット外なのか!?
いや、たしかに、今回これを見つけて
買って来たのは母なので正しいかもしれない。
何かが主婦の購買意欲をかきたてたはず、
という意味でマーケティングは成功だろう。
それにしても、
女性→スイーツ好き
男性→そうでもない
というステレオタイプなイメージが
どうやって生じているのか疑問が湧く。
たぶん、消費者統計などを調べた結果
事実そういう分布があるのだろう。
でもその傾向が、作られたイメージによって
人為的にねじ曲げられていないと言えるか?
つまり、製菓などの企業側がそう決めつけて
先入観を持っているからではないのか?
販売戦略のターゲットを絞るのは企業にとって
死活問題なんだろうけど、腑に落ちないや。
だいたい男性向けと銘打ってるお菓子は
なぜこんなにビターとかが多いんだ。
ぼくはスイーツが食べたいのに。
って、ここでいきり立っても仕方ないし
だからって特に困った経験も思い出せないし
食べたい時に買う勇気があればいいと。
でも、ターゲット層に入っていなかったのが、
今までそんなこと考えたことがなかった分余計、
意外というか、想像力不足というか、ショック。
女性の甘いもの好きに対しては
生物学的な基盤でもあるのかな。
それとも社会的な影響だろうか。
ビター、ハード、ブラック無糖といった
男の硬派なイメージの根拠ってなんだろう?