Beatnik, Sputnik
５０年前の今日、１９５７年１０月４日、
ソ連のスプートニク１号の打ち上げが成功した。
人類初の人工衛星。
冷戦中だったのでアメリカは焦ったらしい。
電離層の観測のための衛星だったんだけれどね。
googleのトップ絵がその５０周年を記念してた。
かわいらしい形の衛星だと思わない？
本体はまんまるくって直径58.5cmの球形で、
そこから2.3mと2.9mのアンテナが４本伸びている。
村上春樹の小説でスプートニクの恋人という本がある。
主人公と女性が会話をしていて、言葉をど忘れして
ビートニクと言いたかったところをスプートニク
と言い間違えてしまうエピソードがあったっけ。
嵐のようにずんずん突き進む恋の話だったような。
スピード感のある展開の早さだけを覚えている。
レコード屋さんの店主だったからか、音楽関係の知識は
多いみたいで、音楽を聴かないとわからないところが
実はたくさんあるんだろうと読んでてよく思う。
知らなくても楽しめてるんだからそれでもいいか。
音楽もだけど、もっと小説を読まないと足りない。
スプートニク１号はバッテリーが切れるまで
２２日間発し続けた信号が世界中で観測された。
そして、約60,000,000kmの旅を終えると、
地球の大気圏に再突入して燃え尽きた。
