ブルーポイント

早朝に起きて、荷物をごろごろ引っ張りながら
ユニオンステーションに向かう。
Amtrakというアメリカの鉄道網があって
ロサンゼルスではこの駅がハブらしい。
電光掲示板の不具合なのか、乗る電車が
何番線なのか分からずにしばらく探し回る。


乗る電車を見てびっくり。めちゃでかい。
縦も横も新幹線の2倍くらいはあるんじゃないか。
2階建てでとにかくばかでかい。でかすぎる。
いわゆるスケールエラーというやつですな。
そのPacific Surflinerでサンディエゴに南下。
名にし負わば、途中、太平洋の波打ち際を
かすめるようにして疾走するところで納得。
サーファーたちが気持ちよさそうに波乗りしてた。


3時間ほどで、サンディエゴのサンタフェ駅に到着。
歩いてすぐのところの宿に到着してチェックイン。
部屋はまだ掃除してないから入れないと言われ、
荷物を預けて引き換え券を受け取っていたら、
実はもう部屋の用意はできていたらしいと分かり、
鍵をもらって部屋に向かう。エレベーターの
ボタンが故障していて押しても効かないらしい。
閉じるボタンが壊れているので、しばらく待って
勝手に閉まるまでじっくり待つ。


部屋は思っていたよりいい感じ。
YMCAなのでもっと安っぽくてひどいかと思ってた。
清潔な感じのベッドと、使わなかったけど
テレビや冷蔵庫もちゃんとついていた。
ネットもつながるし、これで十分だと。
バスルームは外にあって個室だった。


荷物を置いてから、学会会場に向かった。
歩いて行ける距離だったのでよかった。
去年はメトロを乗り継ぐ上にかなり歩いたので
会場に近いというのはポイント高いと思う。
まずレジストレーションでバッジを受け取り、
すぐにホテルに帰ろうかとも思ったけれど、
移動時間がもったいないし、電源とネットも
確保できるので、適当に場所を探して作業した。


夕飯はかなり遅めの時間まで待ってから、
Blue Point Coastal Cuisineに連れてってもらった。
ここのマルガリータが有名だから絶対飲まないと!
と聞いていて、でもそれはボスの勘違いだったみたいで
種類が豊富で有名なのはマティーニの方だったようだ。
ともかく、メニューにあるように、いろんなマティーニがある。


ひと口もらったlemon dropが甘くて美味しかった。
フルーティーでもっと飲んでみたいと思ったけれど、
せっかくなので違う味も試してみよう、と自分のは
ブラックチェリーのdutch treatというのにした。
こちらの方がかなりきつめで、鋭くとがった感じ。
最後に、一粒入っていたチェリーの実が甘かった。


シーフードが新鮮でどれもに舌鼓を打った。
あんまり旨くてサーモンをばくばく食べてたら、
これはパンの上に乗せて食べるカナッペなのに、
具だけで食べちゃダメじゃない!と怒られた。
メインで頼んだホタテとラビオリがこれまた最高。
かなりいい感じのお店。いつかまた行きたい。