自分の青さ

後日、あれってどこまで本気だったの?
と聞かれた。
それで、


お前がどんなに変なことを言ってもいいけど、
自分の発言にはちゃんと責任持てよ


「PならばQである」のPが偽だったら…


とその前の日に僕が日記に書いてたのと
まったく同じ言葉を言われてはっとした。
(それは読めなかったはずなのに。)


言った後に、やっぱり違うかも、とか
自信がなくなって訂正とか取り消しとか、
そんなことばっかしてたら信用なくすよね。
とりあえず謝っとけばいい、というのも違くて、
なんだか卑屈になって、下手に出ておく
ってのもやぱり絶対違う。


ワークショップでしゃべって、卒業式の
後くらいから、突然頼もしくなって、
まぶしく見えはじめた。
もちろん前から、ときどき(いろいろな意味で)
ぐっとくるセリフを言うやつだったけど、
いい意味で自信のなさが消えたようで、
かましさとは違う堂々とした感じが、
なんだかいいなと思えた。


違う機会にこんなことも言ってたのを
耳にして、ちょっと目から鱗な感じがした。
お互いの関係について、


相手にはあるけど自分にないものがあって、
お互いにないものねだりしてる


僕はずっといろいろ奴がうらやましくって、
全然いいじゃん、それで一体何が不満なんだよ?
っていうのが不満だった。変な言い方だけど。
まあ未だに、僕にあって彼にはないものがある
なんて何も思いつかないけど、それはともかく
向こうから見たら何かがうらやましかったのかな
というのは、となりの芝生は青いってやつかな。


うらやんだり嫉妬してても仕方ないんだし、
どうせなら、もっと自分の芝生を青々とさせて。