カレーとそれから世界のナベアツ

本格インドカレーを食べに行った。お店に入った瞬間、
独特なエスクックな香りが充満していてまず圧倒された。
いろいろ種類があって迷ったけれど、コルマカレー(Korma curry)
のチキンというのに決めた(他に、マトンも選べた)。
カシューナッツベースのカレーにフルーツが入っていて、
甘口なんだけれど後でぴりっと辛くて僕好みの味だった。
久〜しぶりに、優雅なディナーを食べてかなり大満足。
辛さは大丈夫でしたか?とわざわざ聞きに来てくれたり、
帰り際にお店の人が追いかけてきて、チラシをくれて、
ランチもやってますよと上手な日本語で教えてくれた。
チラシにはお香が焚き染められていて不思議な匂いがした。


食べているときに、どんな話の流れからだったか忘れたけれど、
元マナー講師の人とか、アコムのCMの最終選考まで残った人とか、
最近のお笑いについての話になって、ナベアツの話が出たりした。
この前ヤイコのライブに行って、そのMCのときにギターとか
ベースの人が、本番直前にヤイコがナベアツの「1、2、3〜」
というGIFアニメをメールで送りつけてきて、気がゆるんじゃって、
みたいな話をしてて、そしたらヤイコが、だって世界のナベアツ
大好きなんだもん、と応えてたのを聞いて知っていた。


というか、その後調べたりテレビで見たりして、ああと思って、
そういえば、クイーンの物まねやってた人だ、と思い出した。
3の倍数と3が付く数字のときだけ○○になる、というだけの芸
なんだけど、あほらしいけどオモローだったらべつにまいっか。


渡辺鐘(あつむ)の名前で構成作家もやってて、
(わた「なべあつ」む、だからナベアツなわけだけど、)
いいともとかも手掛けたりしてるってのが意外な気もする。
それに、今の一発芸っぽい芸もいいけど、それが
時代の流れなのかもしれないんだけど、昔はコンビで
漫才をやってたらしくって、そのときの映像も見つけた。

不謹慎だけど、けっこうオモローだと思うけどどうかな。
観客の格好とかが時代を感じさせるけど、それ以外は、
もしこのネタを今やっててもそんなに違和感なさそうだし、
笑いの感覚ってそんなに時代で変わらないのかなと思う。
それはともかく、ときどき今の世界のナベアツのアホ面と
同じ顔になる瞬間があって、変わってないのがおもろいね。