ベルリン行くぞ

今年のASSCは今までと違ってhighly competitiveだったようで、
ゼミのみんなで発表できないなんて、そんなのやだなと思ってた。
それに、僕が出したのは前回のSfNをほぼ踏襲しただけのもので、
もっと新しいことに挑戦してる人こそ通るべきなんじゃないか
と考えたら、辞退して誰かに譲るべきだとさえ思えてきて。
早く返事をくれなきゃ他の人に回しちゃうぞと脅迫メール
招待メールが何度も何度も届いても、まだ迷っていた。


でも、前向きになろう。ちゃんと僕の研究のおもしろさ
(といってもアブストだけじゃ何やってるかまで
わかるはずもないんだけど)に気付いてくれた人がいて、
しかも発表を聴きたがってくれてるんだ、と捉えてみる。
それはとても幸運なことで、希有なことかもしれない。
与えられたチャンスを活かすことを考えるべきなんだ。
何人くらいポスターを見に来てくれるかはわからないけど、
今まで気付かなかった指摘をしてくれるかもしれない。
おもしろい議論を(つたない英語力をがまんしてくれて)
してくれる人がいるかもしれない。


ここで断ったら、これからもずっと学会から
遠ざかり続けてしまいそうで逃げ腰癖になりそうだし、
発表することにすれば、研究をおし進める原動力
というか、これ以上procrastinationできなくなる理由
にもなるし、追加実験とか対照実験とかやりたいけど
なんとなくやって来なかったのをこの際だからやる。
むしろ、全部やる。できること全部。いっぱい考える。


こうしてやる気が出てくるのに時間かかって、
期限ぎりぎりになってあたふたしながら
しどろもどろに慣れない英語メールで返信したら、
なんと、6分後にすぐconfirmationの返事が来た。
単に向こうはいい仕事をしてるだけかもだけど、
期待されてるんだな、と思うことにした。
うれしいな。