無事にベルリン到着

今日はめちゃくちゃ長い一日だった。しかもまだ終わってない。
西に飛んで稼いだ時間分の客観的時間よりも、主観的時間がかなり長い。


オランダのアムステルダム経由でベルリン入り。
アムステルダムに予定より1時間くらい早く着いた。
風向きが良かったとか、そんなに早まることってあるんだ。
Amsterdam airport
チューリップのお花屋さんがあったので、ぱちり。
ちがうお店で味見したチーズが美味しかったので帰りに買う。


KLM Royal Dutch Airline
今回お世話になったKLMオランダ航空。これ乗った飛行機。
食事が美味しかった。食器がデルフト・ブルーという
おしゃれなのだったりして、凝っててすごい。
ベルリンの本を読んだり、映画をひとつ観た。
"The Curious Case of Benjamin Button,"
日本語吹き替えだとすごく違和感があったので
英語にオランダ語字幕(?)のでがんばる。
自然に字幕の文字を追ってしまうのだけれど、
あれっ英語じゃないな、いや無理だよこれだと
という感じで、聞き取りを精一杯努力してみた。
原作がスコット・フィッツジェラルドというのは知ってて、
邦訳の文庫を買って持っているけどまだ読んでなかった。
実は、同じ作者の(有名な)『グレート・ギャツビー』も
読みかけでなかなか読み進められなくて、留まっている。


ベルリンのテーゲル空港からはバスかタクシーで、
それに乗る前に、帰るときにどこで手続きするか
確認しておこうと思ったら、広すぎて迷子気味に。
インフォメーションのお姉さんに勇気を出して
KLM Royal Dutch Airlinesの手続きはどこでするの?
と質問をしたら、あらまあ、今の時間はもう窓口が
閉まってるから困ったわね、どうしましょう・・・・・・、
と言いながら資料をぱらぱらめくって調べてくれて、
いやいや、また一週間後に戻ってくるから
そのときにどこに行けばいいか教えてください、
と言ったら、15番の窓口に行ったらいいわよと
教えてくれた。これで安心して空港を後にできる。


停留所をがんがん飛ばして市の中心地まで行く
急行バス(TXL線)を探して、乗り込もうとする。
念のため、運転手のおじさんにこのバスは
ウンター・デン・リンデンまで行く?と確認。OK!
チケットをどうすればいいのか分からずに
手を近付けて見せると、こうやって持つんだよ
という感じで、持ち方を直してくれた。
それで、車内にあった刻印機で日時を刻んだ。
無口そうだけど、いいおじさんでよかった。
TXL


通った街角の様子。郊外は緑が多いなあと思ったら
街の中に入ってきても緑はほとんど減らなかった。
Street


何かの像を発見。
Statue
しかし、地図で確認する間もなく通り過ぎていく。
また後でバスの路線図とにらめっこしながら調べよう。


バスを降りたら、小雨まじりだった。
ウンター・デン・リンデンは、菩提樹と胡桃の並木。
なんだかすごくいい香りがした。植物のにおい。
西の方にブランデンブルグ門を臨み、反対方向にも
並木がずっと続き、道沿いに由緒ある建物が並ぶ。
途中で通りを入って、宿を目指す。もうすぐ着く。
信号機に、アンペルマンを見つけてうれしくなる。

アンペルマンは信号機の絵の中の男の子のこと。


部屋はひとりで泊まるにはもったいない広さ。
なぜかベッドも二つあるし、なんだかぜいたく。
今夜はゆっくり寝よう。絶対、ぐっすり眠れる。
そして明日に備えるのだ。たどり着けてよかった。
応援してくれてるみんな、どうもありがとう。