Not カリー but ブルスト

写真を紹介しながらここを書く余裕が・・・。


美術館、博物館、ギャラリーなどなど
見に行きたい場所は山ほどあって、
どんなコースにしたらいいか悩んだ。
結論は、この日程で全部は不可能。
欲ばらなくても、また来ればいい。


昨日一気にたくさん巡っていろいろ観て
なんだか飽和気味な感じがしてしまい、
ちょっと休ませて、という気分になって
あんまりがつがつ見に行こうとしない
と決めて、ゆっくりぶらぶらした。


宿から歩いてすぐのポツダム広場とソニーセンター、
ショッピングモール、マレーネディートリヒ広場。


ぐるぐる回ってどのお店に入るか迷ってる間に
お腹がすきすぎて、お腹と背中がくっつきそうになり
とりあえず、ケーキがめちゃくちゃうまそうに見えて
カフェに入った。かなり高級そうな感じだけど、えいやと。


ベルリン名物はカリーブルストというらしいのだけど
街中探したけど全然見つからず、どこで食べられるの、
ずっと思っていたので、カリーはかかってないけど
ブルストというのがメニューにあったので食べた。
要するに、ソーセージのことなんだけど、それはそれ。
付け合わせに山盛りのキャベツとボテトがついてた。
それと、チェリーチョコレートケーキとコーヒーを。
なんだか幸せな気分になって、お腹も心も満たされた。


この後どうするか、観光はこれくらいにして
学会初日に行くことにする。Tononiの話に間に合う。
ただし、会場がどこか分からずにかなり迷子だった。
おまわりさんにアカデミーはどこですか、と
聞いても、その住所はこの近くだけど知らないわ
ごめんなさいね、と言われちょっと絶望的だった。
ベルリン1の美を謳われるジャンダルメン広場の目の前。
古い趣のある建物で、ここで開催なんて洒落てる。
会場は超満員で席を探すのに苦労するほど。
Tononiのintegrated information theory(Φの理論)は、
ご本人の説明だとおそろしく分かりやすく感じられて、
論文で書かれてる難しさはどこに。意外と単純な話かも。
でもシャノン流の情報理論をまったく脱しておらず
これでqualia spaceとか言われても俄に信じがたい。


それから、オープニング・レセプションが始まり、
パン(岩塩がついてて辛いので、途中から外した)と
ビール、ワイン、シャンペンなどがずらりと並ぶ。
最初、白を飲んでて、次にビールを試してみて
そうこうしてるうちに、Kayに話しかけられる。
フランス人で英語は苦手だそうで共感されたのか
ゆっくりすごく聞き取りやすい発音で話してくれる。
それから、オーストラリアから来たNicolaが加わり、
それからあと二人(ごめん名前が覚えられなかった)と
どこかお店に移動して何か食べようということに。


本格的なドイツ料理をまともに食べたのは初めて。
おいしかった。やっぱりポテトがつくんだね。
なかなか料理が来なくて、お腹すいたよ、
お腹すいたと言いながら、ずっと待っていた。
かなり遅くまで、みんなで談笑していた。