おもしろさ優先スタート

Cambrian
半生命と汎生命のあわい。


落語みたいにオチが決まっててそこに向かって行くのもいいけど、
どうなるか分からないままうわーってやってて終わりとかなくて、
どこでいつ打ち切りになってもよくて、やってるうちになにか
おもしろいことが起こるのが楽しいんだよ、というようなことを
池上さんがテレビの中で言ってて、そうだそうだと頷いた。


ちょうど一週間前は遅れて、おしらさまと池上さんの間のすき間に
入り込んで座ってて、左のおしらさまは哲学者らしく論理構造優先で
右の池上さんはいろんな言葉をことごとくおもしろがって反応してた。
それだめじゃん、と言ってしまっては始まらないから、最初から
そう言わないのが大事で、すげーでもおもしろいじゃんでもいいから
おもしろそうだと乗っかる感じの相槌を打てる方が教育者向きかな。
下手に教師信号を出そうとかせず、たとえ間違っててもまず肯定する
ぐらいの気概を持って、おもしろさ優先スタートでどこかに行けそう。


その場に留まろうとする慣性力を振り切って思い切って加速する。
動き出してからなにかが起こる、というのは蓋し宇宙の真理である。