本棚を作りつけるためドアのストッパーを外してスペースを空けて

本棚がぎゅうぎゅう詰めで、机の上にも本やら書類の山が

いまにも崩れそうで、そろそろsaturationしてきたので、

やっと新しい本棚を買った。組み立て式のすっきりしたのを。


ちょうど先日の日曜日だったので、まさに日曜大工、

久しぶりにドライバーなど握ってネジを締めたり

Sunday carpenter

ビスを1箇所失敗したのでペンチで抜いたり、

大した作業でもないのに汗をかいて少し緊張した。


レビューを書くのが割引価格の条件だったので、

かなり真面目な感じですぐに書いて投稿した。



説明書には二人以上で組み立てるようにと書いてあります。

が、実際は一人でもがんばればなんとかなります。

私は一人で2時間かかりました。途中で押さえててくれたり

指示を出してくれる人がいればもっと楽なはず。


北欧と書かれてますが、生産地はMADE IN Malaysiaです。

横板がすこしたわんで曲がっており、棚との間に隙間ができて

ちょっとがっかりしました。でも実用上は問題なし。


木ダボはするりと簡単に入り、あまり力を入れて押し込むと

入りすぎるので力加減が必要です。私は力を入れすぎて失敗しかけ

ましたがなんとかセーフ。ゴムハンマーなんて持ってなくても手で

押し込めば入ります。硬ければドライバーのお尻で叩けばいいでしょう。


棚ダボ用の穴は小さくて一度入れると抜けなくなる場合がありました。

自由に棚の高さを変えられるのがウリですが、抜けにくい穴の場合は、

よく高さを考えてから棚ダボを入れましょう。どうしても入れ直したい

場合は、マイナスドライバーを使うとプラスチックが変形するので、

ペンチで慎重に抜き取りました。


ネジ隠しシールは、ネジの頭が浮いてしまうので上手く貼れず、

実質的に用をなしません。中途半端に隠すくらいなら、むしろ

このシールは貼らない方がオシャレだと判断しました。

シールの柄は悪くないと思う(私が買ったのはナチュラル色)のですが。

ネジの頭の大きさに自分で切るのもいいかもしれません。


背板がすぽっときれいにはまったときは感動しました。

これも自分で組み立てる商品だからこそ味わえる醍醐味です。

組み立てはドライバーがあれば簡単にできるし、仕上がりも

本棚として申し分ありません。早速、横積みしていた本を

並べたら上手く収納できて、大満足です。


デザインは北欧ということで、たぶん古くからある

シンプルな形で、同じ形のを組み立てたことがあった。


横に倒して作っていて、最後の仕上げで立ち上げると

ちょうど自分の背と同じ高さで上まで手が届く感じ。

今ある本棚と並べるとちょうどぴったり奥行きも高さも

同じで繋がってるかのように置けて目算通りだった。

Bookshelves

新しい本棚は左側3分の1。色はちょっと違うけれど

それについてさほど違和感はなく、一体感が強い。

A4がちょうど入る高さと文庫が入る高さに棚を付けて

今まで手に余っていた論文の束も整理できそうな気がする。


ときどき、部屋の中で新しい木材の匂いに気がつく。


そして、自分が森の中を散策しているところを想像する。

梢で小鳥がさえずり木洩れ日が落ち、遠くにせせらぎの音

が聞こえる。爽やかで清浄な空気を吸ってリラックスする。


北欧のみずみずしい白樺林なんてのもいいかもしれない。

東山魁夷の絵に出てきそうな、湖畔に幻想的な白い馬。


のだったら良いのになと思うけれど、産地を知ってしまった今、

合板の匂いからはうっそうとしたジャングルに極彩色の鳥が啼く。

でもまたそれもよし。目を閉じれば異国の旅にいざなう香り。


ある意味で、匂いのモダリティがもっとも純粋な志向性を持つ。


ドアが全開しなくなったことだけが、ちょっとした問題点。

しかし、慣れればそんなことも気にならなくなるだろう。

ドアストッパーを付け替えたので、本棚に扉は激突しない。