魔法瓶と温故知新。お湯は冷めて水に戻り、また火にかけられる

10,000kmを超える12時間以上の空の旅を終えて帰国した。
行きはMinneapolis乗り継ぎ、帰りはDetroitの経由だった。
口を開けて寝ていたせいで、喉がカラカラでちょっと痛い。

家に帰ったら、洗濯機と冷蔵庫と電子レンジと掃除機と
それから魔法瓶までが新しくなっていて、現代化していた。
物持ちがよいので数十年使い続けていたものがほぼ同じ時期に
不調を来たし始めていたので、この際一気に新調したようだ。

たとえば、銀河と銀河が衝突してスターバーストが起こって
同時に新たな星がたくさん生まれると、数百万年から数千万年して
それらの星々がやはり同じような時期に寿命を迎えることになり、
次々超新星爆発を起こしてスーパーウインドとなって吹き荒れる。
そのダイナミックな星の転生とともに、新しい元素が生まれる。

時代は確実に新しくなっていくものだ。

（シカゴ現代美術館入口すぐの作品(部分)）