こんなにまとめて英語を書いたのはいつぶり

直前までむりだと決めつけて手を付けていなかった
学会アブストを、ポスターの準備とかしながらも
でもバックグラウンドで気になっていたみたいで、
ポスターが刷れたら朝4時前になっていたけれど、
やっぱりその時点で一から書いてみることにした。


最後まで書ききれないとしても、それでもよくて、
アブストじゃなくて、ほぼレビューになっていてて、
こういうのをもっともっとふくらませてどんどん
書き広げていけば論文になるんじゃないのかな、
という手応えのようなものを初めて感じられた。
たいした分量を書いたわけではないのだとしても、
こんな風に少しずつでも書かないと貯まらない。
もちろん話の組み立てから、論理展開の仕方や
議論の仕方はこれからさらに鍛えないと足りぬ。


午前中になんとか文字数だけは足りたので、
これでえいやと送信してしまうことにして
午後から研究会に滑り込みで間に合った。
寝てなかったせいもあるのかもしれないけれど、
いろんな分野のさまざまな発表が目白押しで
ものすごく充実して内容の濃い会を堪能する。
夕方、依然としてまだ発表が続いている中、
緊張のためかなんなのか喉がからからになって
咳こんでしまったので、そおっと教室を出た。
たまたま、音も振動も消したままだった
携帯にボスから着信があったので俄然目が覚め、
(話が面白くても、睡魔に襲われては無力だ)、
かけ直して、アブストについていくつか確認した。
ポスター発表どうだった、と聞かれたので、
いやまだこれからなんですよ、と答えながら、
めちゃくちゃハードな研究会だと実感した。


今日の最後がポスターセッション1日目で、
時間が押していたので、聴きに来てくれた方に
半分くらいまで説明したところで時間切れに。
ベイトソンが、意識に上る前からすでに行動が
そちらに向かってるみたいなのを扱おうとしてた
のに似ているというようなことを教えてもらう。


懇親会に向かう途中で郡司さんたちと少人数で
話し込みながら集団から離れて歩いていたら
着いていくべき団体をいつのまにか見失った。
すぐに曲がるべきところをずっとまっすぐ
坂を登って来てしまっていたのでおかしかった。
問題意識を勢い込んで話したら分かってもらえた
みたいで、同じようなことを手法こそ違えど、
扱おうとしてるというのがうれしかった。
郡司研の人たちはみんないい人ばかりで
話がおもしろかった。関西弁も郷愁を誘う。


家に帰って急いで投稿したら、これで
今夜はゆっくり寝られるとほっとした。
厳密には、早朝のセッションに間に合う
ためにはかなりの早起きを強いられる。
目覚ましをセットしておこうとは思う。
全部本気で聞いていると途中で倒れそうなので
メリハリをつけつつも本格的に楽しみたい。


今日は半日だけど明日から丸一日あるのだから
どれだけすごい密度か、ため息が出てしまう。