肝心の子供

Children
今年の文藝賞受賞作のひとつ。

ブッダにはラーフラ、束縛という名前の
息子がいた。

と始まる親子三代の偽史小説。
読む側の力量が問われるとは保坂和志の評。
そんなにすごいのかまだよくわからなかった。
それを認めるには時期尚早だと思ってしまった。
四門出遊の話とかもしかあるかと思いきや、ない。
隣国の王のエピソードに一番考えさせられた。