2007-12-30 肝心の子供 今年の文藝賞受賞作のひとつ。 ブッダにはラーフラ、束縛という名前の 息子がいた。 と始まる親子三代の偽史小説。 読む側の力量が問われるとは保坂和志の評。 そんなにすごいのかまだよくわからなかった。 それを認めるには時期尚早だと思ってしまった。 四門出遊の話とかもしかあるかと思いきや、ない。 隣国の王のエピソードに一番考えさせられた。