青色讃歌

Blue
文藝賞受賞作のもうひとつの方。
フリーターのしがない日々のつれづれ独白。
どちらかと言えば好きな文体に近いけれど、
まだまだこれからに期待したいところ。
ところどころ光るところがあったかもしれない。
傷口に石を押しあてる場面とか、ぞくっとした。
そのくせ、ところどころいい加減なところが、
絶妙に内容にマッチングしてると言えなくもない。
これからもこのノリを続けられたなら、それは
それで逆にすごいのかもしれないので待とう。