2009-01-01から1年間の記事一覧

ふだんはFFなんだけど

いつもはFirefoxを使っているのだけれど、たまたま サファリを開いたら、いつのまにかバージョンアップしてて、 Safari 4のインターフェースがめっちゃかっこよく なってる。この変貌ぶりはなに、どれだけ激変してるわけ。 そういえばこの前、更新するために…

アジサイの咲く川べりを歩く

土曜日は保坂さんの授業を聴きにムサビに行った。 この日はオープンキャンパスをやっていて、いたるところに 学生の作品が展示してあって、人も多くて賑わっている。 玉川上水にきれいな紫陽花が咲いていた。 これのほかにも水色のや、額紫陽花やら、 水辺に…

ベルリンからあんみつを経由して、今日あったことを忘れないために

ベルリンのテーゲル空港にはウンター・デン・リンデンから 急行バスのTXL番に乗って予定通り順調に30分くらいで到着。 バス乗り場は前夜に確認しておいたし、万全を期してチケットも 宿のすぐ下にあるUバーンの駅ですでに購入してあったので、 バス停に着…

このために来たようなもの

昨日は学会最終日で、博物館島にあるボーデ博物館の 対岸のすばらしい場所でパーティーがあった。 風光明媚な景色を見ながら川べりのオープンテラスで 飲んだビールは最高だった。まさにこのために来た。 来年はトロント、再来年は京都で開かれる。 またそこ…

時間的にも空間的にも広い一回

発表はすごく上手く行った。 たくさんの人が説明を聞きに来てくれて、昂揚する。 ポスターセッション1日目のコアタイムだけでなく、 二日目もポスターの前にいたら聞きに来る人がいて、 いろいろ質問されてそれに答えたり議論が盛り上がり、 これから考えて…

Not カリー but ブルスト

写真を紹介しながらここを書く余裕が・・・。 美術館、博物館、ギャラリーなどなど 見に行きたい場所は山ほどあって、 どんなコースにしたらいいか悩んだ。 結論は、この日程で全部は不可能。 欲ばらなくても、また来ればいい。 昨日一気にたくさん巡っていろい…

街中を歩きまわって歴史探訪

昨夜はBerliner Kindleという地元の白ビールを飲む。 すっきりしててうまし。 はるばる日本から「かるじゃが」くんがおつまみとして参加。 ドイツといえばじゃがいも、ということで相性抜群。 二日目、朝食がこれまたおいしい。 ハム、チーズとサラミを挟ん…

無事にベルリン到着

今日はめちゃくちゃ長い一日だった。しかもまだ終わってない。 西に飛んで稼いだ時間分の客観的時間よりも、主観的時間がかなり長い。 オランダのアムステルダム経由でベルリン入り。 アムステルダムに予定より1時間くらい早く着いた。 風向きが良かったと…

全部自分で決めたこと

明日から1週間、ドイツに行ってきます。 しばらくここの更新もできないかもしれません。 発表する内容は二年前にやったことでしょ、 ということを指摘されて明確に言語化したら、 居ても立ってもいられなくなった。ずっと、 向き合うのが怖かった。考えたく…

水無月のころ

いろいろ調べたり、ユーロに替えたり、準備する。 空港からの移動をどうしようか思案中。 ポスターを印刷しなきゃ。画鋲あったっけ。 水曜日に出立するのでもう猶予がない。

どちらが広いと言っても始まらない

Das Sein ist ewig; denn Gesetze Bewahren die lebend'gen Schätze, Aus welchen sich das All geschmückt. GOETHE Being is eternal; for laws there are to conserve the treasures of life on which the Universe draws for beauty. SchrödingerのWhat i…

次の雨には泥んこ遊びでも

いつもは心地よい玉川上水の緑道が雨でぬかるんでいて、 泥遊びにはもってこいだけれど、これから話を聴くのに 靴などがぐしょぐしょで行くわけにもいかないだろうと 引き返してまだ歩いたことのない町中の道に行きかけた。 しかし人の流れはそんなことにお…

いい醸しだったね

ゆえあって、ここ最近まいにち翻訳漬け。 どっぷり漬かっていいお漬け物になりそう。 こういう作業をすると、今までどれくらい 「日本語に置き換えていなかったか」がわかる。 日本語にしなくても分かっていたわけではなくて、 それはつまり、読めていなかっ…

あも言われぬ

「あも」という名の和菓子をおやつに食べた。聞けば、 滋賀は大津の叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)の作とや。 栞によれば、古来より宮仕えの女房たちの遣った言葉で あもというのはお餅という意味だそうだ。 中にとろっとしたお餅の入った大粒の小豆の羊…

Extraordinaryを志向して

誰かの言葉が失われないように記録する人は偉大だ。 ニーチェが文献学者だっただけでも、文献学者は偉大だ。 発狂しないで生きることのいかに辛きことよ。 ハビタブル・ゾーン、と独り言のように呟いてみる。 妙な響きを持つ言葉だと思った。 「何だろう、人…

飛び出すためのキップを探して

だいぶ前に禁止は解除になって行けることになったので、 ベルリンの航空券と宿を取った。探すのがやたら大変だった。 直行便はないのでどこ経由で行くかという点でも悩んだ。 最初に調べていたのはBritish Airwaysで、ロンドン経由なので 終わってからイギリ…

≪そこ≫(「現」)において

日付を一日勘違いしていた。ああ。 カレンダーも時計だってことを忘れてた。 世界=内=存在ということによって本質的に構成される存在者は、 みずから各自の「現」(「そこ」)を存在している。 耳馴れた語義に従えば、「そこ」(「現」)という言葉は、 ≪…

時計を捨てよ

Knowledge works rather like a large jigsaw puzzle. You wait until somebody puts down a piece and try to find a piece of your own to place on that living edge. DEREK DE SOLLA PRICE Jo Marchant, "Decoding the Heavens Solving the Mystery of t…

なにものにでもなれると信じること

だいぶ前に買った養老孟司の「かけがえのないもの」を読み終わった。 薄い文庫なので一気に読もうとすればすぐ読み終わってしまえるけど、 こういう本はじっくり読むべきだとはやる気持ちを抑えゆっくり読んだ。 養老さんは手帳に書かれた予定はすべて現在で…

知らない分野のBBも楽しい

ひさしぶりにブルーバックスを読んだ。 『「人工冬眠」への挑戦』 市瀬 史 絵空事やSFの世界だけの話ではなく、 医療の分野ではホットなテーマだと知る。 哺乳類には単孔類、有袋類、有胎盤類の3つの分類があって どの類にも冬眠する種が存在するので、哺乳…

台形補正する余裕がなくてごめん

カレンダーにアラートが出ていたので何かある日だぞ はて何だったっけ、そうか先輩のdefenseの日じゃないか。 これは早起きして応援に駆け付けねばと思ったので ほとんど寝ないでそのまま出かけることにした。 いや、2、3時間は寝た。これは寝てない部類に…

ググられないどこか遠くの場所へ

もうそろそろなんじゃないかとうっすら思い出したので 急いで調べたらやっぱりそうだった。 新しい検索エンジンWolfram Alphaが公開されていた。 http://www.wolframalpha.com/ いろいろ前評判が高かったのでどんなものか楽しみだった。 実際に公開されたも…

探索に偏重するとまだ出て来ません

論文を渉猟しているとあっという間に時間が経つ。 日記書くよりも何か探してる方が楽しいという方向に傾くと インプットばかりでアウトプットがおろそかになる。でも、 どうでもいいことでも書いておくと安心して忘れられるし、 書くためには編集作業が入る…

シザーハンズの手は何を意図する

Intentionつながりで調べていたら、Rizzolattiの論文が出ていた。 この前のは自分で感じる意図で、こちらは他者の意図理解について。 Intention Understanding in Autism. Boria S, Fabbri-Destro M, Rizzolatti G., et al. PLoS ONE. 2009;4(5):e5596.(Ful…

数字は独身に限るが親子三代パズルを解く

新聞に載っていた数独が激辛だったので苦戦を強いられた。 目や手が慣れていないだけかもしれないけれど手強かった。 最近、母親が新聞に載っているパズルを解くようになり始めて、 分からなくなると相談される。昨日の言い分はこうだった、 「あなた(実際…

動いたつもりで意図もあるのに

気を取り直して、おもしろい論文でも読もう。 気になってる論文はたくさんあるし、PDFの嵐で、 その中で印刷してあるものも結構な量あるけれど、 一番おもしろそうなのに目を通すことにした。 Movement Intention After Parietal Cortex Stimulation in Huma…

手と指からモノイダルモノイドまで

この前ジャーナルクラブで紹介したHaggardらの論文にAutotopagnosiaに 関する言及があって、こういうのがあったので目を通したりしていた。 身体表象モデルのところで引用されてるSiriguという名前を覚えておく。 指の身体構造表象(指が何本あるかとか、指…

複数的パロールの拠って立つ場所

「どうしてただ一人の語り手では、ただ一つの言葉では、 決して中間的なものを名指すことができないのだろう? それを名指すには二人が必要なのだろうか?」 「そうだ。私たちは二人いなければならない」 「なぜ二人なのだろう?どうして同じ一つのことを 言…

ロゲルギストはその長続きの秘訣をかく語りき

昔、父の蔵書の中に古ぼけた本が一冊あって、身近な問題について物理の知識を総動員して学者たちがわいわい議論しているおもしろい本があった。ロゲルギストという変わった集団筆名で書かれていて、それが妙に印象深かった。 今にして思えばあれは、「新 物…

ずっと目に残っている感じと午後ティー

果汁50%の午後の紅茶というのを奮発してコンビニで買って飲んでみた。 半分はフルーツだとinstructionを与えられてるからかもしれないけれど、 とってもすっきりしたお味。でも言われないと紅茶だと気づかないかも。 ほのかに紅茶の香りがする。思ったより甘…